北野店文芸書担当インタビュー!
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北海道札幌市にある北野店の文芸書担当にお話を伺いました!
北野店の文芸書コーナーでは、伏尾美紀さんのデビュー作『北緯43度のコールドケース』、青木俊さんの新刊『逃げる女』こちらの二作品を展開されています。
この取り合わせにはどんな意図があるのでしょう?
どちらも同月発売・舞台は北海道・道警小説で
3つも共通点のあるこの本は、是非とも揃えて展開したかったんです。
北海道を舞台ということですが、場所に見覚えがあったりするものですか?
札幌市内にお住まいの方でしたら、「あの場所だ!」とすぐに場景が浮かんで楽しめるかと思います。また道警と新聞社の関係性など道民にとっては、モデルが浮かんできたりします。
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なるほど直観的な一言だと、どちらも欲しくなるものですね…
「どちらも読んでほしいです」の一言がすごく素直でいいなと思ったのですが、POP作成の時にはどんなことを意識されてますか?
お店で作るPOPは、前任の店長に『秒で作れ』『草取りしてからつくれ』と言われていたので文字数は少なく、文字は大きく読めるように意識して作ってます!
小さい文字でたくさん書いても立ち止まって読んでくれる人は少ないので…大きな文字で伝えたいことだけを書いてます。
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このパネルは、講談社様に北海道バージョンのものを作成していただきました。
道内の書店員のコメントが載っています。特に、北海道では推してゆきたい作品になりますね。
『北緯43度のコールドケース』が「追う女」だとすると『逃げる女』はまさに「逃げる女」
ぜひ合わせてお楽しみください!
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『北緯43度のコールドケース』
伏尾美紀(著)
出版社 講談社
価格 1,925円(本体1,750円+税)
発行年月 2021年10月
判型 B6
ISBN 9784065249963
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『逃げる女』
青木 俊 (著)
出版社 小学館
価格 1,760円(本体1,600円+税)
発行年月 2021年10月
判型 四六判
ISBN 9784093866279
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